学内ミニロボコン大会
| 固定リンク 投稿者: ロボコンスタッフ
7月15日(土)にチーム内でミニロボコン大会を実施しました.
本プロジェクトにおけるミニロボコン大会は,
新入生にとっては,4月からの技術講習会を経て身に付けた技術を活用して初めてロボットをつくる場として,
上級生にとっては,自分の実力を再確認する場として,設けてあります.
(ちなみに去年は,夏休みの最後に開催しました. こちら)
NHK学生ロボコン2017に出場したメンバーは,このとき初めてロボットを作ったのでした.
NHK学生ロボコン終了後にルールを発表し,それから1か月弱で,学年ごとに3~4人でグループを作ってロボット製作を行いました.
大会1週間前は動くロボットが1台もなく,かなり心配でした.
開催を1週間延ばすことも考えましたが,NHK学生ロボコンでは,大会の開催日はおろか,審査資料提出などでも期日の延長は一切ありません.
これも訓練の一つとして,心を鬼にして,当初の予定通り開催しました.
結果として,どのチームも最後の最後まで粘ってロボットを作り上げてくれたので,大会を実施することができました.
(競技会のスタートは予定より2時間遅らせましたが)
大会には全12チームが出場.
まずは4チームずつのリーグ戦に分かれて対戦し,
その後上位6チームによる決勝トーナメントで優勝を争いました.
(実は私もロボットを製作して大会に出場しました(製作期間3日))
競技自体は,塩ビのパイプを持ち上げてスポットに置く,という簡単なものです.
ただし,パイプの長さによって得点が異なったり,
ひっくり返すと相手チームの得点になったり,
パイプの上にボールを乗せると得点が2倍になったり,
的確な状況判断と,臨機応変な対応が必要になるルールにしておきました.
結果として,3年生チームが優勝
私が準優勝,
ベスト4には3年生チームと1年生チームが入りました.
ミニロボコンがはじまる前は,とりあえずロボットをつくる経験ができればいいと思い,企画しました.
しかし実際にやってみると,以下のような点で,次のロボコンに繋がる良い経験になったと思います.
- 最後までやり遂げる力が身についた
- グループでロボットをつくるなかで,
どのように他のメンバーと連携すればいいかが経験できた - ものづくりは簡単にはいかず,手間もかかるということが経験できた
ミニロボコンも終わり,前期の活動が終了しました.
これから定期試験を挟んで,夏休みに突入します.
夏休みが終わればいよいよ来年の大会へ向けた活動がスタートします!
それに向けて,夏休みは個々の力を高めるための活動をしていきたいと思います!