大会結果とその後
| 固定リンク 投稿者: ロボコンスタッフ
みなさんこんにちは,指導教員の上野です.
先日開催されたNHK学生ロボコン2019ですが,東京工科大学プロジェクトRは,1勝1敗で予選リーグ敗退に終わりました.
2016年大会に出場して以来,4年連続の出場となりますが,4回連続で予選リーグ敗退というとても悔しい結果に終わりました.
応援してくださった皆さま,本当にありがとうございました.
結果は残念なものでしたが,「おもしろい」とか「特徴的」だとか「独特」と評価していただけて,10カ月間掛けてこれを追い求めてきた学生たちの努力も少しは報われたのではないかと思います.
さて,これまで毎年のように予選敗退に終わってしまったわけですが,
毎年のように「あと2週間あれば」うまくいったかもしれないのにな,と思っていました.
今年はこれを改善すべく活動してきたつもりでしたが,結局「あと2週間あれば」という状態で終わりました.
大会は終わり,普通であれば,活動を振り返って次年度に向けた活動を開始しますが,このままではダメだと思い,
まだ知らない「あと2週間」があればどうなるのか,「あと2週間」で何をすべきだったのか,を知るために,実際にプラス2週間活動をしてもらいました.
目標は,優勝した京都大学の公式記録である,4回連続ウーハイを1分42秒以下で達成すること.
今の学生たちの力があれば,プラス2週間でこれを達成するのはさほど難しくないとは思います.あとは何を取って何を捨てるかの問題です.
実際にプラス2週間活動した結果,多少苦戦はしましたが,上の目標は達成できました.
これでめでたし,めでたし,としたいところですが, 来年以降頂点を目指していくのであれば,この状態を最終目標にしていては勝てません.
第1次ビデオ審査でこの状態であれば,さらに高いレベルに到達するには何をすべきかが見えてくるでしょう.
実際このプラス2週間の活動を,メンバーたちがどのように捉えて,次年度以降でこの経験をどのように生かしていくか,とても楽しみです.
とりあえずこれで2019年シーズンの活動もひと段落.ということで,打ち上げも行いました.
それぞれ次のシーズンに向けて思うことがあるようで,個々の技術だけでなくチームとしても成長してきたことを実感できました.
末筆ながら,本プロジェクトの活動をご支援くださった東京工科大学の教職員ならびに卒業生の皆様,朝早く家を出て遅くまで帰ってこない(あるいはほとんど家に帰ってこない)学生たちを温かく見守りご支援くださった保護者や関係者の皆様に感謝申し上げます.
これからも学生たちは高みを目指して努力して参りますので,ご支援ご理解の程よろしくお願い申し上げます.